ねぎとろブログ

工学系大学生のねぎとろが、テクノロジー/絵/料理について書くブログ

iPad pro 12.9(2018)のレビュー

この度、長年愛用していたiPad pro 9.7から新型のiPad pro 12.9に買い換えました。3週間ほど使ったので簡単なレビューを書きます。

本体について

ベゼルが狭くなってA4サイズに

12.9インチipad proは画面サイズをそのままにベゼルが狭くなり、結果として本体サイズが小さくなり、A4ほどになっています。
小さくなったので単純に持ちやすいですし、A4は他の書類と同じ大きさなので通学カバンに入れるにもちょうどいい大きさです。

Face IDとiPad proの相性は良い

自分はiphoneはFaceIDよりTouchIDのほうが色々便利だろうと思っているのですが(だから今年の秋にiphoneを買い換えた時もXシリーズではなく7にした)、iPadの場合はFaceIDがかなり良い感じだと思いました。
iPhoneは満員電車など、体制を整え辛い環境で使うこともしばしばあるので、そういうとき画面をしっかり顔に向けなければいけないFaceIDはTouchIDより不利だと思います。しかしiPadの場合、机の上でスタンドに立てて使う事が多く、そのような状況では画面をタップ&スワイプするだけで起動できるFaceIDの方が手間がかかりません。
特に、Smart Keyboardを装着している状態ではキーボードを二回押すだけで起動できるのでスムーズなことこの上ありません。
画面が顔に向いている状況でさえあれば、FaceIDは非常に高速かつ正確です。

他は一世代前と変わった感じはしない

デザインが全面刷新されてすっかり別物になったようにも見えるiPad proですが、少し使ってみた感じだと、本体そのものに関しては上記の2点以外は一世代前との違いは特に感じられません。
CPUはA12X bionicになってかなり高速化されているみたいですが、普通に使っている分には違いはわかるものではありません。
搭載されているRAM容量も12.9インチ1TBモデル以外は一世代前と変わらないらしいです(基本4GBで、12.9の1TBモデルのみ6GBとの噂)。
一世代前との一番の改善はApple pencil 2にあります。

Apple pencil 2について

ワイヤレス充電が最高

ワイヤレス充電はとにかく素晴らしいです。特に旧Apple Pencilを使っていた人からするとその改善はすごく大きいものに感じるでしょう。
・使わないときは常に充電状態なので充電が0%にならず、常に使用可能
・無くしそうだったキャップが消え、美しい一体型になった
・もう本体から突き出た無様な充電状態を見ずに済む
上記のように多くの改善点があります。
ただ、少しだけ注意点もあります。
まず、側面をくっつけて充電する方式になった結果、グリップを装着したままでの充電ができなくなった事があります。自分はグリップをつけない派なのでなんともありませんが、グリップ派の方はこの点よく考えてから購入された方がいいと思います。
もう一つは、Qi方式のワイヤレスに対応していない事です。今のところApple pencil 2の給電方法は、本体の側面にくっつけるという方法しかありません。

常に本体にくっついていて便利

Apple Pencilは本体にくっつかないので、別で持ち運ぶか、何らかのアクセサリを本体に付けてそこに入れる必要がありました。Apple Pencil 2は本体にいい感じの強さでくっつくので、自然と一緒に持ち運ぶ事ができます。
このメリットは思っていた以上に大きく、「常に共にある」というだけでメモで使う頻度が格段に上がりました。以前は紙のメモ帳で取っていたメモを全てiPad proで行おうかと検討しているくらいです。
くっつく磁石の強さは、強すぎず弱すぎず、いい感じです。手ではスッと取れるくらい弱いですが、降ったり少々物が当たった程度では取れてしまわないくらいには強いです。まだそこまで持ち運んでいるわけではないので保証はしませんが、ケースに入れずにそのままカバンに入れてしまっても取れることはそうそうないと思います。

画面OFF状態からタップしてすぐメモが立ち上がる

ロック画面をApple Pencilでタップしてメモを起動できる、「インスタントメモ」は以前からありましたが、これがさらに強化されて、画面OFFの状態のiPad proをApple Pencilでタップするとメモが起動するようになりました。
以前はメモの起動には、(1)電源ボタンかホームボタンを押して画面をONにする。(2)画面をApple Pencilでタップする。という2行程が必要でした。しかし、新型iPad proでは、(1)画面をApple Pencilでタップする。の1行程、正真正銘のワンタッチで実現できます。この差は非常に大きいです。
実際、自分は以前のインスタントメモはあまり使っていませんでしたが、新型のインスタントメモは毎日使うようになりました。

Smart Keyboard Folioについて

全体的に旧式とあまり変わらない

背面を保護するようになったり、画面の角度を2段階で調節できるようになったという変更点はありますが、タイピング感や重さなど、基本的な使用感は旧式と変わらない感じです。むしろ変わらないことで安心感がありました。
ただ、一点だけ、旧式に比べて改悪されたポイントが目立ちます。それは……↓

バインバインする

画面がバインバインします。バインバインするせいでラップトップモードの時にApplePencilの使い心地が悪くなってしまいます。

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ApplePencilを使う時に画面がバインバインしている図

自分はキーボードで調べ物をしつつ手書きメモを取ることがよくあるので、そのときにいちいちバインバインするのはかなりストレスがあります。
率直に言って設計が甘すぎます。
自分はこのバインバインが嫌すぎて、SmartKeyboardFolio以外のキーボードを買い直すことも検討しています。

まとめ

まとめると、小型化最高!ApplePencil2最強!SmartKeyboardFolioはもうちょっとどうにかならなかったのか!という感じです。
バインバインだけは許せませんが、それ以外の点には結構満足しているのでこれからも使っていきたいです。
ちなみに、自分はApple信者でありかつiPad proのファンをやっているので買いましたが、特にAppleにこだわりがない方にはSurface pro 6のほうがいろいろ便利だと思うのでそちらをお勧めしています。単体として見ればsurface pro 6の方が優れていると思います。

Airpodsすげえわ

今更ながらAirpodsを買いました。今まで「earpodsとそこまで音質変わらないのに18000円は高い!有線イヤホンで十分!」という意見でしたが、2日使ってみて自分が完全に間違っていたことに気づきました。18000円の価値あります*1
自分にとって、airpodsはApplePay以来のイノベーションでした。

実際音質はearpodsとそこまで変わらないが…

earpodsとそこまで音質が変わらないというのは間違った認識ではありません。ただし、それは室内でじっとして音楽を聞いている場合の話です
初めて歩きながらairpodsで音楽を聴いたとき、その音の透明感に驚かされました。その原因は、ケーブルがないから
…こう書くと、何を当たり前のことを言っているんだという感じですが、「ケーブルが完全にない」という、ただそれだけのことで音楽への没入感が全然違うんです。Airpodsを使って初めて、有線イヤホンが歩行時にどれだけのノイズを生み出していたのかを思い知りました。
earpodsに限らず、ケーブルのあるイヤホンが逃れられないノイズがあります。それは、動くごとに服や体にケーブルが擦れる音。このノイズばかりは、いかにイヤーピースを密閉しようとイヤホンそのものを伝って聞こえるので排除できません*2
完全ワイヤレスだと体が動いた時のノイズが本当にゼロで、どんな動きをしても常にクリアな音が頭の中に響いてきます*3。確かにじっとしている時の音はearpodsとそこまで変わりませんが、動きながらの聴き心地はearpodsの5倍は良いように感じます。道を歩きながら音楽を聴くのがとても楽しくなりました。

そこまでは変わらないがairpodsの方が若干音質は良い

じっとして聴いている時の音質はそこまで変わらないとは言いましたが、それでもairpodsの方が素の音質も若干良いような気がします。
そこまでイヤホンを知っているわけではないので本当に素人の感覚になりますが、airpodsは音の透明感が増している気がします。特に打楽器の音で違いが顕著で、ドラムセットのクラッシュシンバルの音を聞き比べると違いがわかりやすいです。
とはいえそのくらい特定の音に集中して聴き比べないと違いを感じない程度なので、その部分に過度な期待はしない方がいいです。
他のサイトのレビューを見ても、earpodsとほとんど変わらないか、若干良いという意見です。少なくとも悪くなっていることはないと思います。

家事中に音楽を聴きやすい

完全ワイヤレスの外での利点は上記で述べましたが、自宅の中でも便利です。
一人暮らしでは皿洗いや洗濯ものの取り込みなど、ちょっとした家事が発生しますが、そのようなとき有線イヤホンだとiphoneごと持ち運ばねばならないので面倒でした。airpodsならそのままフリーハンズで席を立っても音楽が流れ続けてくれるので、家事中にもストレスフリーで音楽が聴けるようになり、家事そのもののストレスも減りました。

ペアリングが楽

普通、bluetooth機器をiphoneに接続するには設定画面からBluetoothに接続する機器を選択しなくてはいけません。しかしAirpodsは蓋をあけるとすぐペアリングされるので楽です。さらに、icloudアカウントが同一のapple製品同士はairpodsのペアリング情報を共有するので、maciphoneとの対応づけを楽に切り替えることができます。

ケースがポケットに楽々入る大きさ

ケースのが小さく、楽にポケットに入るので、カバンから取り出す手間が省けます。自分は普通に上着のポケットに入れていますが、なんならジーンズのコインポケットにも入りますiPod nanoが去ったことで相棒を失ったコインポケットが、airpodsケースという新たな相棒を得たのです*4

タップ操作が本当に便利

耳に装着した状態のairpodsをトントンと2回タップするだけで色々な操作が行えます。デフォルトでは両耳に「Siriを起動」が割り当てられていますが、設定アプリから「再生/一時停止」「次/前のトラック」「Siriを起動」「オフ(なにもしない)」を左右のairpodごとに割り当てることができます。自分は左耳を次のトラック、右耳を再生/一時停止に割り当てています。
レジで精算の時など、手軽に停止ができるので良い感じです。
音量の操作もジェスチャーで簡単に行えればもっと良いなと思うので、新型のairpodsでの実装を期待したいです。

充電切れの心配はほぼない

airpods単体で5時間、ケースにもバッテリーが入っていてairpodsを自動で充電でき、それも含めると24時間充電が持ちます。使わないときはケースに入れておいて、ケースそのものもたまに充電しておけば充電がピンチになることはないです。

まとめ

自分はApplePayを使うようになったとき、カバンから財布を取り出して小銭を数える必要がなくなったことで1日のストレスが5~10%ほど減ったように感じました。割合としては少ないですが、毎日確実にする行為の負担が減るというのは人生を通して見ると大きな価値であり、まさしくイノベーションです。
同様に、今回Airpodsを購入したことで毎日することのストレスが減り、楽しみが増えたことを感じています。音質がいいイヤホンは他にいくらでもありますが、音楽をカジュアルに聞く体験全体としてAirpods以上に完成されている製品はないのではないかと思います。
…記事を通してべた褒めでしたが、最後に少しだけ注意点。
開放型で遮音性がないので、遮音性にこだわる方には合わない可能性があります。
小さくて無くしやすいので、ものを無くすことにかけて自身のある方は注意した方がいいでしょう。
最近は他社製の優秀な完全ワイヤレスイヤホンも増えてきたので、上記に挙げた利点のいくつかは、もはやAirpodsのみに当てはまるものではなくなっています。他とよく比較して購入することをお勧めします。

*1:と言いつつ、筆者はpaypayの20%ポイント還元キャンペーンを利用してビックカメラで実質15000円ほどで購入したので説得力がない

*2:ソニーノイズキャンセリングだとこのノイズもキャンセルするのだろうか。筆者はノイズキャンセリング付きイヤホンを使ったことがないからわからない。

*3:余談だが、筆者はイヤホンの音が頭の中に響いてくることをずっと不思議に思っていた。この前読んだ本に頭部伝達関数を考慮しない単なるステレオ音源をヘッドフォンで聞くと人間の脳が頭蓋内に音源を定位すると書いてあった。頭の中に響くという感覚は間違っていなかったのだ

*4:スティーブ・ジョブズによるiPod nanoのプレゼンを見てください。
プレゼン動画: https://www.youtube.com/watch?v=7GRv-kv5XEg

iPad pro 2018をポチってしまった

10月30日のApple Special Eventの後、即座に新型のiPad proをポチってしまった。

 

一体どうしてこんなことになってしまったのだろう。初めて生で見るApple Special Eventの熱量に浮かされていたからだろうか。しがない一大学生である自分にとって、本体やApple Pencil、Smart keyboard folio全部込み込みの約15万円は決して安くない。こんな値段の買い物はここ2年くらいしたことがない。そんな大きな決断をなんでこんなにも簡単に下してしまったのだろうか。自らの自己管理能力を疑わざるを得ない。

 

新型のApplePencil。あれが良くなかった。

本体にぴったりくっついて、しかもその状態で無接点充電まで行うんだから。いままで、充電のたびに無くしやすい小さなキャップを取り外し、lightning portにぶっ刺し、見るからに折れそうな状態で充電が終わるのをじっと待っていたのは何だったのか。iPad本体にくっつかないから、わざわざ筆箱にApple Pencilを入れてその都度取り出していたのは何だったのか。こんな理想の充電&収納方法があるなら早く言ってくれよ。

キャップも無くなって一体型になったApple pencil、見た目もめっちゃいいし。そんなん欲しくなってしまうやん。

無接点充電になったから充電速度落ちたんじゃないの?とか、Apple pencilの駆動時間減ってるんじゃないの?とか、不安はそれなりにあるけど、最高にスタイリッシュな見た目でどうでもよくなる。今まで二年間、旧型のApple pencilを使ってきたからそれとのギャップで余計にそう感じる。

 

エッジトゥエッジの広いディスプレイ。あれも良くなかった。

絵を描いたりするのは画面が大きい方が絶対に気持ちいいのだが、これまでのiPad pro 12.9だと本体が大きすぎるので、9.7を選んで購入したという経緯がある。せめてもう少し本体が小さければ12.9インチを選んでいたのだが、と何度も思ったものだった。

そこに今回の新型である。12.9インチの画面はそのままで、本体が25%小さくなった。そんなん欲しいに決まってるやん。自分が望んでたやつやん。ほぼA4サイズになってめっちゃ取り回し良さそうやん…。

11インチの方も本体サイズ同じでさらに画面が大きくなって良さそうだったので結構悩んだが、途中で考えるのが面倒になり、大は小を兼ねるのスローガンで12.9インチをポチった。

しかし、ポチってから、ベットでゴロゴロしながらiPadを操作することの多い自分はやはり11インチの方が良かったのではないかと悩んだ。悩んでも後の祭りである。

ぶっちゃけ、タブレットが12.9インチもの大きさであるメリットは、絵を描く時と漫画雑誌を電子書籍読むときくらいだと思う。11インチくらいの方が外に持ち出しやすいし取り回しが良い。12.9インチはほとんどの人にとってデカすぎである。少なくとも通勤電車で動画や電子書籍を楽しむのには向いていない。

 

USB type-Cの実装も非常に良くない。あんなことをしたら、iPad proをMacに繋いで、液タブとして使いやすくなる未来が見えてしまう。

今までlightningケーブル経由でiPadMacの液タブとして使うようなアプリはあったが、いかんせんlightningケーブルなので表示速度などに限界があった。それが、4K映像の伝送にも普通に使われるUSB type-cになったらどうなってしまうのか。iPad pro as 液タブのUX向上に期待せざるを得ない(しばらくはアプリのアップデートを待たなければならないだろうが)。

軽めの作業はiPad pro単体で好きな場所でやって、多くのレイヤーを必要とするような重めの作業は、Macに繋いで行う。そんな夢の作業環境が実現するかもしれないと期待してしまう。

あと、USB type-Cになると普通に拡張性が上がって出来ること増えそうなので楽しみ。

 

RAM容量上がってないのに(公開されていないが、4GBで据え置きとの説が濃厚。)どうやって『本物』のphotoshop動作させるんだよとか、公式サイトのしょうもないダジャレは何やねんとか、グリップ付けてる人も多いApple pencilだけど今回のは充電の都合上付けにくくなった事とか、画面規格乱立させてアプリ開発者を発狂させたいのかとか、色々突っ込みたいところはあるけれど、もうポチってしまったので、大人しく11月7日を待つしかない。

 

メモの書き方 (2018年版)

今年の1月からメモを書くことを習慣化しているのですが、その中で築いた自分流メモ術についてまとめます。

目次

メモ記入例

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とりあえず全部のことを同じメモ帳に書く

メモ帳を、アイデア用・日記・スケジュール用 というような使い分けをするのは難しいです。単純に持ち歩くメモ帳の数が増えてしまいますし、メモというのは綺麗にカテゴリ分けされるものではありません。そのあたりで悩むくらいなら、何でもかんでも一冊に書いてしまった方がストレスなく過ごせます。

余白を空けて書く

常にページのどこかに余白を空けつつ書いた方が良いです。これは、後で見返したときに追加の書き込みをするための余白です。ついでに、余白があることで見た目がスッキリして良い感じです。
スペースがもったいないかと思うかもしれませんが、ぎっちり書いたメモ帳は後から見返すと書いてあることがわかりにくくなりがちなので、余白は極力入れておいたほうが後で困りません。

話題が変わる所は大きめにスペースを空け、一点鎖線で区切る

メモを見返すとき、話題ごとにしっかり区切られていれば内容がつかみやすいですね。話題の間の間隔は広めに空けておき、その間に一点鎖線を引くと句切れがわかりやすいです。
実線ではなく一点鎖線で書く理由は、実線だと線自体に視線が誘導されすぎてしまいますが、一点鎖線のように途切れ途切れの線だと視線が誘われすぎず、なおかつ句切れもしっかり分かるからです。
上記の記入例では、アイデア・TODOリスト・何かの図 などがごっちゃになって書かれていますが、スペースと一点鎖線でしっかり区切ることで見返し易いメモになっています。

面白いと感じた部分には付箋をどんどん貼る

イデアを書いていると、我ながら面白いなと思うアイデアに出会うことがあります。そういうアイデアは頻繁に見返すべきなので、そのページに付箋を貼って暇なときに見返します。見返したところから新しいアイデアが湧いてくることもあります。それを繰り返しているうちに、やりたいことが明確になってきます。
私はモレスキン*1をメモ帳として使っているので、巻末のポケットに常にポストイットを入れて使っています。
外山滋比古 著「思考の整理学」にもあるように、アイデアを家に置いた別のノートなどに書き写しておくとより良いのでしょうが、それは今後やっていこうと思います。

追記は別の色でやる

後日、余白へ追記するときは別の色でやりましょう。余白に本文と同じ色のペンで記入してしまうと、紙面がどんどん黒くなってしまい、見た目が悪いだけでなく見返し辛くなってしまいます。別の色で書くことで、元々書いていた部分とはっきり区別され、見返しやすくなります。
私は本文は3色ボールペンの黒、追記は青で書いています。

とにかく持ち歩いて一冊埋める

上記で色々言いましたが、一番大事なのはとにかくメモ帳を持ち運んで書く癖をつけることです。一冊しっかり埋めれば、自分なりのやり方が見えてきます。メモを習慣化すると以前より考えがまとまりやすくなったことを感じられると思うので、ぜひやってみてください。

*1:イタリアの会社のメモ帳。240ページある

procreateのレイヤー上限について

procreateのレイヤー上限は「何によって決まっているのか」、「なぜ上限が存在するのか」、「増やす方法はあるのか」について説明します。

先に結論から述べると、
「何によって決まっているのか」→「iPadのRAM*1容量」
「なぜ上限が存在するのか」→「iOS端末には(パソコンと違って)メモリのスワップ機能がないから」
「増やす方法はあるのか」→「RAM容量の大きいiPadに買い換える」
となります。

目次

レイヤー上限はiPadのRAM容量に応じて変わる

前の記事を書いてから気になって調べたところ、procreateのレイヤー上限は使っているiOSバイスのRAMに応じて変わるっぽいです。

参考サイト→”iPad Pro 10.5 Layer Limit - procreate” https://procreate.art/discussions/5/17/18364

私の持っているiPad Pro 9.7はRAMが2GBです。一方、2017年に発売されたiPad Pro 10.5のRAMは4GBに増えています。9.7モデルだと3000×3000pixelのレイヤー上限は18枚ですが、10.5モデルだと55枚になるらしいです。

パソコンとiOS端末のレイヤー上限の違い

パソコンのペイントソフトを使われる方ならご存知だと思いますが、パソコンのペイントソフトにRAM容量に依存したレイヤー上限はありません。ソフトの仕様が許す限り、RAM容量に関わらずいくらでもレイヤーを増やすことができます。

一方、iOS端末のレイヤー数は、搭載しているRAMによってアプリ側で上限が決められており、それ以上増やすことはできません。

なぜ違うのか

両者の違いは、パソコンとiOSのメモリ管理の仕様の違いが原因です。

パソコンには、RAMの容量を超えるメモリ使用量になった時、超えた分をHDDやSSDといったROM*2スワップする機能があります。この機能によって、レイヤー数を増やしすぎてRAM容量を超えてしまったとしても、ROMにスワップさせることで一応動作させることができるのです。
では、どんなパソコンでもレイヤー数を際限なく使えるかというと、そうではありません。ROMはRAMよりも読み書きの速度が遅いので、スワップが生じるとペイントソフトの動作が遅くなります。つまり、レイヤー数をRAM容量を超えて増やしすぎると、キャンパスの拡大縮小・回転やレイヤー切り替えで時間がかかることになります。

一方、iOS端末にはメモリのスワップ機能がありません。なので、iOSのペイントアプリでレイヤーを増やしすぎてRAM容量を超えてしまうことがないように、iOSアプリにはあらかじめレイヤー数上限が設定されているのです。

レイヤー上限を増やすには

現状ではよりRAM容量の大きいiPadに買い換えるしかないようです。今のところRAM容量が最も大きいのはiPad pro2017の4GBです。

レイヤー数ほぼ無制限(999枚)のアプリとしてはclipstudioのiOS版がありますが、レイヤー数を増やしすぎると動作が重くなるので快適に使えるとは言い難いです。

将来の新しく発売されるiPad proはRAM容量も増えていくと思いますが、iOSの仕様に何らかの変更(メモリスワップ機能の追加など)がないとレイヤー上限問題の根本的な解決はなさそうですね。

*1:コンピュータの一時的な記憶領域のことで、アプリケーションですぐ使うデータはここに記憶されます。

*2:いわゆる、「パソコンの記憶容量」。写真や書類などのデータを永続的に保存しておく場所。

iPad pro 9.7を2年半使ってきた自分が今更レビューをする 第一回 〜お絵かき編〜

第一世代iPad pro 9.7inchが発売されたのは2016年3月のことであり、当時、私は発表と同時に予約購入した。それから約2年半、iPad proとともに過ごしてきたので、私はiPad proユーザーの中でも最古参の一人ということになるだろう。
今回はそんな私がiPad proの「最遅」レビューをする。
いかに早くレビューするかが問われるガジェットレビュー業界において、2年半も経ってからレビューするのは逆に新しいんじゃないかな…なんて思ったりして。
これだけ付き合いが長いと書きたいこともたくさんあり、一回の投稿では足りないので、今回は第一回の「お絵かき編」ということでお送りする。

目次

iPad proお絵かきの総評

私は高2くらいから独学で趣味の絵を描いていて、デジタルお絵かきにも挑戦してみたいと思うようになった。ペンタブを使っていた時期もあったが、表示画面と描画面が離れているので、なかなか気持ちよく線を引くことができず、自分に合っていないと感じた。かといって高価な液タブを購入する気にもならなかった。
そんな中、iPad proとApple pencilが発表され、そのお絵かき性能に期待して購入に踏み切ったのだった。
2年半iPad proでお絵かきをしてきた感想としては、細かい不満点・改善してほしい点はあるものの、それ以上に楽しく気軽にお絵かきができるところが気に入っている。

iPad proお絵かきの特に優れている部分

iPad proでお絵かきをすることで、特に優れていると思う部分がある。
それは、「下書きのスキャン→ペン入れ→色塗→画像補正→SNSへの投稿」という趣味お絵かきの一連の流れが全てiPad pro一台で完結できるということだ。
コピー用紙などに描いた下書きをスキャン系のアプリを使って取り込み、お絵かきアプリに挿入し、ペン入れができる。色を塗って仕上げたらそのままTwitterなどに共有することができる。pixivへの投稿もできる。
本来、パソコン・液タブ・スキャナが必要な工程を、全てiPad proだけでこなすことが出来るのである。この手軽さは趣味のお絵かきマンにとって非常にありがたい。

項目評価

Apple Pencilの書き味 満足度★★★★☆(4)

一言で表すと、「最初は滑りが気になるが、そのうち慣れる」だ。
画面のガラスとペン先のプラスチックのどちらも摩擦係数が小さいので、紙のようにザラザラした書き心地ではない。この滑りが最初は慣れないが、自分は2ヶ月くらいしたらストレスなく線を引ける程度には慣れた
傾き検知と筆圧検知の精度は素晴らしく、特にメモ帳やprocreateの鉛筆はかなり本物の鉛筆に近い感覚で使える。
参考までに、procreateで20~30分でスケッチした有働アナ↓(NHKの朝イチが好きだったので)
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Apple Pencilの充電方法 評価★★☆☆☆(2)

発表当時、iPadに直接ぶっ刺して充電するという情報に「は???」となったのを覚えている。この充電方法、使ってみるとそこまで気にはならない。急速充電の性能が良く、30秒の充電で30分くらい使えるので、ブサイクな充電中の光景を見るのは1分足らずで済む。
しかし、キャップとアダプタが小さくて紛失しやすいという重大な欠陥がある。幸いまだ両方とも紛失を免れているが、少し油断すればいつでも紛失できる自信がある(ちなみにiPhone 7のイヤホンジャック-lightningアダプタは買った翌日に紛失した)。
ジョブズが生きていたらとかそんな話はしたくないものだが、彼がいたらブサイクな充電方法と細かくて紛失しやすい部品は認めていなかっただろうと思う。

お絵かきアプリの充実度 評価★★★☆☆(3)

様々なアプリ開発者がiPad pro用のお絵かきアプリを作っており、無料から有料まで多くの選択肢がある。
2年半の間に色々とアプリを試してみたが、中でもオススメはprocreateだ。PCソフトのiPad移植版ではなく、完全にiPadのためにデザインされ、開発されたアプリなので使い心地がいい。
数・質ともに充実していると言えるが、現状のiOSお絵かきアプリには共通の問題点がある。それは、「レイヤー数上限の少なさ」である。
iOSお絵かきアプリにはキャンパスの解像度に応じたレイヤー数上限が決められており、この上限がお世辞にも十分とは言えない(2150×3035pixelで26レイヤー程度)。私の経験上、この上限数はどのアプリでもほとんど同じ数であり、おそらく、iOSアプリ開発においてメモリ使用量の制約があるからだと考えられる。
解像度を下げればレイヤー数も増えるので、趣味のお絵かきで不足を感じることはそこまでないが、プロや同人活動の場では不足する場面も多いだろう。逆にレイヤー数さえ十分増えれば仕事で使える場面も一気に広がると思う。今後に期待したい。 2018/10/16追記 レイヤー上限について調査して書きました↓

negitoro113.hatenablog.com

携帯性 評価★★★★★(5)

iPadApple pencilを持って行くだけで、どこでもデジタルお絵かきができる。最高。部屋の中にしても、椅子に座ったり寝転んだり、自由な体勢でお絵かきができる。この点はiPad proを買ってとても良かった点の一つだ。文句なし。

おわりに

お絵かきガジェットとしてのiPad proは、コンパクトさと描きやすさを両立した素敵な端末だ。私はとても楽しくiPad proでお絵かきできているので買ってよかったと思う。プロが仕事で使うのには物足りない部分もあるが、今後解決してほしい。

iPad proではてなブログの記事を書こうと思ったら早速困った話

私はiPad pro 9.7を使っているのですが、はてなブログを書き始めようと思ったところ早速困ったことがありました。問題は2つ起こりました。

問題 1

アカウントを作成してログインをしても、ログイン状態にならず「記事を書く」が表示されない。

解決策

iPadアプリの「設定」から「Safari」の中の「サイト超えトラッキングを防ぐ」をOFFにするとログインできた。

問題 2

「記事を書く」を押して編集画面を開いたところ、「公開する」ボタンが存在しないので記事が公開できない。

解決策

アカウント名のプルダウンメニューから「(アカウント名)’s diary」→「記事の管理」へ。記事の管理ページで「記事を書く」ボタンを押して編集画面を開いたところ、無事「公開する」ボタンが表示された。